ウォーキングは基本的ですが、良い運動です。
私たちのからだの細胞からもゴミ(老廃物や不要物)が出ます。
そして、それは血液によって回収され、水溶性のものは泌尿器ルート、脂溶性のものは肝臓・胆道ルート、ガス性のものは呼吸器ルートから排泄されます。
もし血液の循環が悪いと、細胞からのゴミ回収もうまくいかなくなり、健康を害することにつながります。
血行を良好に保ち、ゴミをためない方法、それには、やはりウォーキングが一番のようです。
ウォーキングを勧めるのは、次のような理由からです。
私たちのからだには二つの心臓があります。
一つは上半身にある正真正銘の心臓、もう一つは下半身にある足の筋肉(骨格筋)です。
そのうちの上半身の心臓は、動脈を経由して血液をからだの隅々まで送り届けますが、全身に散らばった血液を吸い戻す力はありません。
特に、下肢の静脈の血液は、立った姿勢では停滞がちになります。
しかし、足の筋肉を使いさえすれば、その刺激によって筋肉の中の静脈が閉じたり開いたりするので、血液の動きが活発になります。
下肢の静脈には、所々に逆流防止のための弁もついていて、脚を動かしさえすれば静脈内の血液は自然に上行し、胸の心臓に戻っていきます。
つまり、ウォーキングが刺激になって上半身の心臓と下半身の第2の心臓(下肢の筋肉)の間で、血液がうまくやり取りされ、全身の血行も良好となり、体中の細胞からの老廃物や不用物の回収も滞りなく進みます。
猫背矯正、骨格矯正とともに、日常的ケアのためにウォーキングをしましょう。
運動不足は生活習慣病
生活習慣病という言葉が現代では日常化してまいりましたが、なぜこういった病気にスポットがあたるのでしょうか?
よく「いい汗をかこう」といいますが、おそらくそれは、体を動かしなさい、運動をしなさいという事なのでしょう。
昔から働きなさいという代わりに、汗をかきなさいといわれてきました。
つまり、汗と労働は表裏一体なわけです。
とはいっても、現代人の場合は少し事情が違ってきています。
昔のように単純に労働することが汗をかくことにつながっていないからです。
労働はオーバーワーク気味なのですが、だからといってからだを十分動かしているかというとそうでもありません。
むしろ現代の生活では、労働はしても運動をする機会、ウォーキングなどの汗をかく機会がどんどんなくなっているのが実情といっていいでしょう。
例えば、会社勤めの人なら、バス・電車・車による通勤、エレベーター、エスカレーター、動く歩道、そして、終日のデスクワークなどのため、ほとんどウォーキングはしません。
また、主婦の場合も、家事は家電製品がほぽ代行しますので、これまたからだを動かすチャンスは少なくなっています。
こうして、生活習慣病が発生するようになったわけです。
生活習慣病は、運動不足病ともいわれます。
運動不足の現代人は、健康のために、もっとからだを勤かし、気持ち良い汗をかくことが必要です。
ウォーキングはできれば実行してください。また、汗は、からだの老廃物ではありません。
体温調節の為の大切なしくみです。
日頃からからだをしっかりウォーキングして、いい汗をかきましょう。それが猫背や腰痛に効果的です。
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